Origami Payは基本的に2%のキャッシュバック付きの、お得な決済サービスです。
ただ支払いで利用する前に登録が必要になります。
使ったことがないと「登録・使い方が全然分からない」状態かもしれません。
心配しなくてもOrigami Payの登録・使い方はとても簡単ですよ。
アカウントの登録・支払い方法の登録を合わせても、5分もかかりません。
そこで本記事ではOrigami Payを使ったことなくても分かるように「登録・支払い方法」について詳しく紹介していきます。
あわせて使えるお店・Origami Payのメリット・お得にポイントを貯める方法も解説しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
Origami Payの登録方法について
Origami Payを使うための準備はとても簡単です。
以下の手順にしたがって行えばサクッと終わるので、興味があるならすぐにやってみましょう。
アカウントの登録について
公式サイトからOrigami Payアプリをダウンロードし、以下の画面で「Origami Payの利用を開始する」をタップしてください。

登録にはメールアドレスまたはFacebookアカウントが必要です。以下、メールアドレスによる登録手順を説明します。

メールアドレスの入力が終わると携帯電話の番号を入力する画面になるので入力してください。

SMSに認証番号が届くので、以下の画面に入力してください。

登録したメールアドレスに届いた認証メールに記載されている認証コードを入力してください。

これで登録は完了ですが、Origami Payが使えるお店をアプリで検索できるようにするため位置情報の使用を許可しておくのがおすすめです。

公式サイト:株式会社Origami|Origami Pay公式サイト
支払い方法の登録について
続いて、Origami Payを利用した代金を決済するための支払元を登録しておきましょう。
ホーム画面から「ウォレット」をタップしてください。

以下の画面から金融機関またはクレジットカード/デビットカードのいずれかを選んで登録してください。特に迷うところはないでしょう。

登録が可能な金融機関は銀行または信用金庫です。銀行は意外と数が少ないです。メガバンクや代表的なネット銀行の登録の可否は以下のとおりです。
- みずほ銀行:◯
- 三菱UFJ銀行:×
- 三井住友銀行:◯
- りそな銀行:◯
- 埼玉りそな銀行:◯
- ジャパンネット銀行:×
- セブン銀行:×
- ソニー銀行:×
- 楽天銀行:×
- 住信SBIネット銀行:×
- じぶん銀行:◯
- イオン銀行:◯
- 大和ネクスト銀行:×
なお、クレジットカードやデビットカードについてはVISAまたはMastercardしか登録できませんので注意してください。
Origami Payの使い方は2種類
Origami Payを実店舗で利用する方法は、他の◯◯Payと同じで以下のスキャン払い・コード払いの2種類があります。

アプリのバーコードを呈示する方法(コード支払い)
ホーム画面で「コード支払い」をタップすると以下の画面が表示されるので、店員さんに見せて読み取ってもらって支払う方法です。コンビニではこの方法で支払います。

QRコードをスキャンする方法(スキャン支払い)
ホーム画面で「スキャン支払い」をタップすると以下の画面が表示されるので、店員さんから呈示されたQRコードを読み取って、会計金額を入力してください。

金額の入力は面倒に感じるかもしれませんが、慣れればそうでもありません。また、店員さんがしっかり確認するので金額を間違えてしまうことはほぼないでしょう。
Origami Payを使う4つのメリット
Origami Payには主に以下の4つのメリットがあります。
- キャッシュバック・クーポンがあり
- クレジットカード利用でポイント還元を狙える
- 事前チャージが不要
- セキュリティ基準が高く安全性がある
使い始める前によく理解しておきましょう。
1:キャッシュバック・クーポンあり
Origami Payは利用金額について2~3%の還元があるのですが、他の◯◯Payアプリのようにポイントという形で還元されるのではなく代金から直接、割引されます。
そのため、いちいちポイントの有効期限を気にしたり、どのくらいポイントがたまっているのか気にしたりする必要がないというメリットがあります。
また、他の◯◯Payと比べてクーポンが豊富なのも特徴です。クーポンはホーム画面のファーストビューに出てくるバナーをタップすれば確認できるので、ときどきチェックして使えるものがないかどうか把握しておきましょう。

2:クレジットカード利用でポイント還元を狙える
Origami Payの支払元にはクレジットカードが登録できるので、支払ったときはOrigami Payの還元だけでなく、クレジットカードのポイントについても還元を受けられます。
たとえば楽天カードなら利用金額について1%の還元が受けられるので、合計で3%の還元を受けられることになります。
3:事前チャージが不要
PayPayやLINE Payなど他の◯◯Payではいったん残高にチャージをしてから使うものが多いのですが、Origami Payはチャージ残高ではなく、すべて即時決済です。そのため、チャージの手間がかからないというメリットがあります。
また、チャージが不要なので使う前に残高が足りているかどうかを気にする必要がありません。これは実際に使ったことがないとわからないかもしれませんが、意外に大きなメリットなのです。
4:セキュリティ基準が高く安全性がある
Origami Payは「PCI DSS」に完全準拠しているので、そうでないものと比べれば安全性が高いです。
「PCI DSS」はVISAやMastercardなどの国際ブランド5社が策定したセキュリティ基準なので、これに準拠しているということはかなり信頼性が高いと言って差し支えないでしょう。
また、Origami Payは利用したときにメールが来るので、万が一不正利用されたときでもすぐに気付くことができます。
Origami Payが使えるお店
Origami Payが使える主なお店をまとめると、以下のとおりです。
ジャンル | 具体例 |
---|---|
コンビニ | ローソン/ミニストップ/ポプラ/セイコーマート |
飲食店 | ケンタッキーフライドチキン/吉野家/魚民/和民/松屋 |
薬局 | ウエルシア/薬王堂/Vdrug |
家電量販店 | ビックカメラ/ヤマダ電機/エディオン/ケーズデンキ |
不動産 | アパマンショップ |
ショッピングモール | EST/PARCO/阪急/なんばパークス/キャナルシティ博多/マーサ21 |
被服 | AOKI/Right-on |
日用品・雑貨 | LOFT/Zoff/Francfranc |
その他 | JapanTaxi/KOMEHYO/自遊空間/つるや |
コンビニ大手3社はローソンしか使えないので、やや利便性が低いというのが難点です。
この表はOrigami Pay公式サイトに掲載されていたお店をジャンル別にまとめたものにすぎません。使えるお店はアプリの位置情報を利用した地図から探すほうが便利なので、そちらを利用してください。
Origami Payをお得に使うなら「Kyash」と併用しよう
Origami Payを最もオトクに使う方法は、プリペイドカードである「Kyash」とクレジットカードを併用する方法です。
Origami PayにはKyashを支払元として登録することができるのですが、そうすると「Origami Pay → Kyash → クレジットカード → 銀行預金」という流れで支払いが行われる形になり、その過程で5%(クレジットカードの還元率が1%の場合)の還元が受けられるのです。
- Origami Pay:2%
- Kyash:2%
- クレジットカード支払い:1%
- 合計:5%
Origami Payでの支払いで2%、Kyashでの支払いで2%、クレジットカードでの支払いで1%の還元が受けられるので、合計で5%ということです。
現金で支払えば全く還元がないわけですが、Origami PayにKyashを登録して支払うだけで5%も還元されるのですから驚きですね。
Kyashは「バーチャルカード」と「リアルカード」の2種類があり、バーチャルカードならすぐに発行することができます。年会費のような費用もかかりませんので、Origami Payを利用するならぜひ併用してください。

Kyashの登録方法や使い方については以下の記事を参照してください。

まとめ
Origami Payに限りませんが、コード決済サービスは慣れればとても簡単に利用できます。
QRコードを読み取って金額を入力して支払う方法は少し面倒に感じますが、これも慣れればほとんどストレスなく利用できます。まだ店員さんが慣れていないということも時々ありますが、時間の問題でしょう。
PayPayがブームに火をつけたおかげでコード決済が一気に普及し、もはや当たり前になっている印象です。まだこうしたサービスを全く使ったことがないのなら時代に乗り遅れてしまうかもしれませんので、早めに試してみるのがおすすめですよ。