近所にイオンがあってよく利用している人にぜひおすすめしたいのが「イオンカードセレクト」です。
イオンで買い物をするなら、イオンカードセレクトを使わないのはもったいないです。なぜならイオンを日常的に使う人にとっては他のカードと比べた場合のメリットがたくさんあるからです。
そこで本ページではイオン大好きなあなたに知ってほしい、イオンカードセレクトのメリットや注意点について解説します。
イオンカードを作るなら「イオンカードセレクト」がおすすめ

イオンカードは約50種類ありますが、その中でも多くの人が作っているのが「イオンカードセレクト」です。
イオンカードセレクトとは、以下の3つの機能や特典が1枚にまとまったものです。
- クレジットカード
- イオン銀行のキャッシュカード
- 電子マネーWAON
こんなカードを作ったら、イオンにどっぷりと浸かった生活になりそうですね。
でもそれだけに、イオン中心で生活する人にはおトクなメリットがたくさん用意されているのです。
イオンカードセレクトのメリット
イオンカードセレクトにはたくさんのメリットがあります。以下で1つ1つみていきましょう。
年会費 | 永年無料 |
---|---|
国際ブランド | VISA・Master・JCB |
ポイント還元率 | 0.5~1% |
保険 | カード盗難保障 |
キャッシング | ネットキャッシング、ATM・CDでのキャッシング |
支払方法(ショッピング) | 1回払い、2回払い、分割払い(3~60回)、リボ払い、ボーナス一括払い、ボーナス2回払い |
支払方法(キャッシング) | 1回払い、リボ払い |
カードを作ると最大6000円相当のポイントがもらえる(2019年5月末まで)
イオンカードセレクトに入会し、所定の条件を満たすと最大で6000ポイント(ときめきポイント)をもらうことができます。6000ポイントは6000円相当なので大きいですね。
6000ポイントの内訳は以下です。
- 入会するだけで1000ポイント
- 公式アプリ「AEON WALLET」に登録すると500ポイント
- 合計2万円以上の利用で2000ポイント
- 合計4万円以上の利用で4500ポイント(2019年7月10日まで)
合計4万円というとかなりの金額に感じるかもしれませんが、スーパーで食品を買ったときやコンビニで買い物をしたときの支払いをすべてイオンカードセレクトにすれば決して難しくはないでしょう。
これまでクレカで支払う習慣がなかったのならこの機会にイオンカードセレクトを作り、クレカで支払ってみることをおすすめします。サインも要りませんし、店員さんに面倒がられることも全くありません。
毎月20日と30日は5%OFF
毎月20日と30日の「お客さま感謝デー」に全国のイオン、マックスバリュ、イオンスーパーセンターなどの店舗で買い物をすると5%OFFになります。クレカ機能とWAON機能のいずれでもOKです。
55歳以上なら毎月15日も5%OFF
55歳以上の会員なら上記店舗での買い物は毎月15日の「G・G感謝デー」にも5%OFFとなります。なお本人会員だけでなく家族会員も対象です。
他行ATMでの引き出し手数料が最大5回まで無料になる
イオンカードセレクトを利用するためにはイオン銀行の口座が必要なのですが、イオン銀行には「イオン銀行Myステージ」という仕組みがあり、ステージが上がるとさまざまな特典が得られます。
ステージは低いほうからブロンズ・シルバー・ゴールド・プラチナの4段階があり、プラチナになると他行のATMを利用した場合の手数料が月に5回まで無料となります(時間外でも無料です)。なおイオン銀行での引き出しは24時間365日無料です。
他行あての振込手数料が最大5回まで無料
ATM手数料と同様にステージがプラチナになると月5回まで、他行あての振込手数料が無料となります。なおイオン銀行あてなら常に無料です。
分割払いは最長60回まで可能
イオンカードセレクトの分割払いは最長60回まで設定が可能です。これだけ長期の分割ができるカードはそれほど多くないので、これもメリットとして挙げられるでしょう。
給与振込口座・公共料金の引き落とし口座として指定するとポイントがもらえる
イオン銀行を給与振込口座として指定すると毎月10ポイント、公共料金の引き落とし口座として指定するとそれぞれ月5ポイントがもらえます。公共料金で対象になるのは電気・固定電話・携帯電話・NHKの4つです。
一定の条件を満たすとゴールドカードになる
イオンカードセレクトの会員は一定の条件を満たすとゴールドカードに入会することができます。ゴールドカードなのに年会費は無料です。
ゴールドカードの会員になると以下のような特典があります。
- 旅行傷害保険がつく
- ショッピングセーフティ保険がつく
- イオンラウンジが使える
- 羽田空港国内線ラウンジが使える
イオンラウンジは、イオンの株主やゴールドカードの会員など所定の条件を満たした人でないと利用できません。店内でも目立たない場所に設けられているため、一般のお客さんだと知らないという人も多いはずです。イオンラウンジには軽食も用意されており、買い物に疲れたら休憩するのに適しています。
ゴールドカードは自ら申し込むのではなく、所定の条件を満たした会員に対して招待状(インビテーション)が送られる形になります。条件は公開されていませんが、年間で100万円以上の利用があることや、定期預金に500万円以上の残高があることなどではないかと言われています。
イオンで頻繁に買い物をする人ならステータス感のあるカードなので、ぜひ狙ってみてください。
イオンカードセレクトのポイント活用法
イオンカードセレクトのポイントの仕組みはやや複雑です。そこで、ポイントについて詳しく解説します。
ポイントは3種類ある
イオンカードセレクトに関連するポイントは3種類あります。公式サイトの説明を見ても複雑でわかりづらいのですが、以下のように理解しておくとわかりやすくなります。
- ときめきポイント… クレカの機能を利用してネットで買い物をすると付与
- WAONポイント… 店頭で、クレカまたは現金で買い物をすると付与(現金の場合はカード提示)
- 電子マネーWAONポイント… 電子マネーWAONの機能を利用して店頭で買い物をすると付与
「WAONポイント」と「電子マネーWAONポイント」は別なので注意してください。
いずれの方法でも基本は200円(税込)につき1ポイントです(還元率0.5%)。1ポイントは1円相当です。ただし、イオングループの対象店舗での買い物であれば200円につき2ポイントです。
また、電子マネーWAONにチャージするだけでも0.5%が付与されます。電子マネーWAONが使えるところで買い物をするときは、あらかじめチャージして買うとポイントが2重取りできます(還元率1%)。
ポイントの使い方
ポイントはそれぞれ使い方が違います。ポイントの管理が面倒なら電子マネーWAONは使用しないのがおすすめです。
ネットで決済してたまったときめきポイントはWAONポイントに交換し、店頭での買い物に使用するようにするとわかりやすくなります。
ときめきポイントの使い方
たまったときめきポイントは以下のような方法で使えます。
- 「ときめきポイントTOWN」で使う
- WAONポイントに交換して店頭で買い物に使う
- Suicaにチャージする
WAONポイントの使い方
イオングループやWAON POINT加盟店での買い物で使用するか、所定の商品と交換するかのいずれかです。
電子マネーWAONポイントの使い方
電子マネーWAONが利用できるお店で利用できます。
ときめきポイントTOWNでポイントを稼ごう

イオンカードセレクトを作るなら、ときめきポイントTOWNはぜひチェックしておきましょう。
ときめきポイントTOWNにはAmazonや楽天などの有名通販サイトも登録されていますが、ときめきポイントTOWNを経由してこれらで買い物をすると、ときめきポイントが最大で20倍くらいになります。
そのため、普段よく利用しているサイトについてはときめきポイントTOWNを経由する習慣をつけましょう。
公式サイト:ときめきポイントTOWN
イオンカードセレクトのデメリット・注意点
イオンカードセレクトにはこれといってデメリットはないのですが、強いていえば以下の3点が注意点です。
ポイントの管理が面倒
先述したとおり、イオンカードセレクトに関連するポイントは3種類もあります。そのため貯め方を間違えるとポイントが分散してオトク感が薄れます。
たまったときめきポイントはWAONポイントに換え、店頭で使用するのが一番わかりやすいのでおすすめです。
旅行傷害保険がない
ゴールドカードのところでも解説しましたが、イオンカードセレクトには旅行傷害保険が付帯されていません。そのため、旅行傷害保険にタダで加入したいなら他のクレジットカードを作るのが良いでしょう。
利用代金はイオン銀行からしか引き落としできない
イオンカードセレクトの利用代金はイオン銀行からしか引き落としができません。イオングループのサービスを集中して利用するかわりにメリットが得られるものと理解しましょう。
まとめ
イオンカードセレクトは、日常的にイオンを利用しているなら活用次第でかなりオトクになるカードです。
ポイントの仕組みがややわかりにくいのが難点なので電子マネーWAONの使用による0.5%の上乗せを放棄し、WAONポイントに集中させてポイントをためるのが良いでしょう。
せっかくイオンカードセレクトを作るなら、ぜひゴールドカードも狙ってみてください。