FamiPayはファミリーマートで利用できる決済サービスです。
FamiPayを使ったことがないと
- どういう風に使えばいいの?
- 事前準備は必要なの?
- そもそもどういうメリットがあるの?
といった疑問を持つでしょう。
そこで本記事ではFamiPayの使い方・メリットなどを詳しく紹介していきます。
FamiPayは事前チャージが必要
ファミペイで支払いをするためには、あらかじめFamiPay残高にチャージをすることが必要になります。全部で以下の4つの方法がありますので、まずはすべて知っておきましょう。

1:現金
ファミペイへのチャージは現金で行うのが基本です。
チャージをするためにはレジで店員さんにチャージしたい旨を告げ、1000円、2000円、3000円、5000円、1万円、3万円のいずれかを選んで現金を支払ってください。
以下のような画面がレジに表示されるので、該当するものをタッチすることが必要です。

チャージの上限は10万円で、チャージした金額は残高が最後に増減した日から10年間となっています。
ただコンビニでの買い物用に10万円もチャージをする人は少ないでしょう。
また10万円もあれば残高のある状態でうっかり忘れていても、ふと思い出すときがあると思うので、そこまで気にしてくていいかもしれませんね。
2:クレジットカード(ファミマTカードのみ)
PayPayや楽天ペイなど他のサービスではどんなクレジットカードでも使えますが、ファミペイは「ファミマTカード」しかチャージに利用できません。
ファミマTカードでショッピングをすると200円につき1ポイントのTポイントがもらえますが、ファミペイにチャージをした分については対象外です。
ただし、その代わりとして200円につき1ポイントのFamiPayボーナスがもらえるので実質的には同じです。
あとで説明しますがFamiPayボーナスはチャージに利用できるので、むしろこのほうが便利と言えるでしょう。
3:オートチャージ
ファミマTカードを利用している場合に限られますが、ファミペイはオートチャージができます。
オートチャージを利用する場合は「判定金額」と「チャージする金額」を設定してください。判定金額は1000円~1万円、チャージする金額は3000円~1万円(いずれも1000円刻み)で設定します。

たとえば普段、1回で利用する金額が最大でも1500円程度なら判定金額を2000円とし、チャージする金額は3000円にしておけば十分です。
こうしたコード決済サービスは買い物をする前に残高が足りているかが気になるものですが、オートチャージを設定しておくと、残高不足を気にする必要がなくなるので便利ですよ。
4:FamiPayボーナスでチャージ
ファミペイは200円の利用につきFamiPayボーナスを1ポイントもらえますが、貯まったポイントはファミペイのチャージに使えます。
1ポイントは1円相当で、1ポイントからチャージができます。

Tポイントだと使い道がいろいろあるため、交換する手間もかかりますし何に交換するのが良いか迷いますが、ファミペイなら使い道は1つで、かつ簡単にチャージできるので便利です。
なおFamiPayボーナスは買い物をした翌々日までに付与されます。すぐには付与されませんので覚えておいてください。
FamiPayの支払い方法について
PayPayや楽天ペイなど一般的な他のコード決済サービスには店頭での支払方法が複数ありますが、ファミペイはバーコードを読み取ってもらう方法だけなのでシンプルです。
アプリを立ち上げて店員さんに見せるだけなので、使い方がわからなくて悩むことがありません。そのため、初めてコード決済サービスを利用する人には向いていると言えます。
FamiPayを使う6つのメリット
ファミペイのメリットを以下にまとめておきますので、これからファミペイを使い始めるならあらかじめ理解しておくことをおすすめします。
- FamiPayボーナスが貯まる
- クーポンが利用できる
- キャンペーンでお得に利用できる
- スマホのみで決済できる
- 無料で利用できる
- Tポイントと2重取りができる
では、くわしく紹介していきましょう。
1:FamiPayボーナスが貯まる
ファミペイで買い物をすると200円につき1ポイントのFamiPayボーナスがもらえるので0.5%の還元を受けることができます。
たとえば週に5回、仕事のときのランチ(600円)をファミマで買っているとします。600円×5回×4週間で、1カ月経てば1万2000円をファミペイで支払うことになりますよね。
そうすると、1万2000円×0.5%=240円相当のFamiPayボーナスがもらえることになります。コーヒーマシンのコーヒー2杯くらいが無料になるのと同じですね。
2:クーポンが利用できる
ファミペイにはさまざまなクーポンが用意されています。ホーム画面の「クーポン」をタップすると、以下のようにそのときに使えるクーポンの一覧が表示されます。

登録時にはファミチキなどが無料になるウェルカムクーポンがもらえますが、その後も50~150円程度値引きになるクーポンが出ていますし、中には無料になるものもあります。
また、他のサービスとのタイアップによるクーポンもあります。
以下のクーポンは2019年8月20日~22日の3日間、「スマートニュース」というアプリ内のキャンペーンバナーをタップするとファミチキが無料になるクーポンをもらうことができるものです。

このクーポンがもらえる期間はわずか3日間(先着5万名)です。こうしたチャンスを逃さないようにするためにはマメにアプリをチェックすることが必要です。
3:キャンペーンでお得に利用できる
ファミペイのサービスが開始された2019年7月は、FamiPay残高にチャージをするだけで最大15%のFamiPayボーナスをもらうことができる「総額88億円あげまくっちゃうキャンペーン」が行われていました。
仮に1万円のチャージすれば、最大で1500円相当のFamiPayボーナスをもらうことができました。
ファミマをよく利用する人なら少し多めの金額をチャージしておけば、かなり得ができたことになります。
こうした機会はいつまた行われてもおかしくないので、ホーム画面の「New!」はときどきチェックする習慣をつけましょう。
4:スマホのみで決済できる
ファミペイを利用すれば、ファミリーマートでの買い物で現金を利用する必要がなくなります。
そのため、ちょっと買い物に行きたいというときなら財布を持ち歩かなくて良いというのがメリットです。
ただし、残高が足りていないとスマホのみではチャージできないので注意してください。そうならないようにするにはファミマTカードを作って登録しておくのがおすすめです。
5:無料で利用できる
ファミペイを利用するためには入会金や年会費のようなものは一切、かかりません。
そのため、利用を迷っているくらいならとりあえず使ってみるのがおすすめです。食わず嫌いではわからないこともあるので、ファミペイが必要かどうかは実際に使って判断するといいですよ。
6:Tポイントと2重取りができる
ファミリーマートはTポイント提携店なので、Tポイントカードの提示で200円につき1ポイントのTポイントがもらえます。
ファミペイで買い物をする場合、まずTポイントカードを呈示し、そのあとでファミペイを呈示することになるのでやや面倒ですが、これだけで還元率が2倍の1%となります。
また、ファミマTカードをチャージに利用すると同じように200円につき1ポイントのFamiPayボーナスがもらえるので、ポイントの3重取りとなります(還元率1.5%)。
まとめ
ファミペイは他のコード決済サービスと比べてシンプルに作られています。
いうまでもなくファミリーマートでしか利用できませんし、支払方法はバーコードを読み取ってもらうだけ。チャージは基本的に現金です。
ファミマTカードがないと店頭でしかチャージできないので面倒ですが、裏を返せばトラブルが生じるリスクも少ないというメリットがあります。
これは一長一短なのかもしれません。
とにかくシンプルなので使い方で悩むことはほとんどないでしょう。この記事を読んでファミペイの使い方がだいたいわかったら、早速使ってみてください!