FamiPay(ファミペイ)はスマホだけで決済ができる便利なサービスです。
ただ使ったことがない人にとっては
- どんなメリットがあるの?
- ファミペイを使うときに注意することは?
- お得に使うにはどうしたらいいの?
という疑問が浮かぶのではないでしょうか。
そこで本記事ではファミペイのメリット・デメリット・お得な使い方について紹介していきます。
ファミペイの6つのメリット
ファミペイにはさまざまなメリットがあります。
- FamiPayボーナスが貯まる
- クーポンが利用できる
- キャンペーンでお得に利用できる
- スマホのみで決済できる
- 無料で利用できる
- Tポイントと2重取りができる
これからファミペイを使い始めるなら、まずはメリットを確認しておきましょう。
1:FamiPayボーナスが貯まる
ファミペイで買い物をすると200円につき1ポイント(還元率0.5%)の「FamiPayボーナス」が貯まります。
貯まったFamiPayボーナスはFamiPay残高へのチャージに利用できるので、使い道に困ることもありません。
1ポイントからチャージもできるので、ポイントを無駄にすることもなく、便利ですね。
FamiPayボーナスは一般的なポイントサービスのように、商品などに交換することはできませんが、そのシンプルさがむしろメリットと言えます。
仮に毎月2万円の買い物をファミマでしているのであれば、2万円×0.5%=100円相当のFamiPayボーナスが還元されます。年間にすると1200円相当です。
あとで説明する方法を使えば、これを最大で3倍まで伸ばすことができます。
2:クーポンが利用できる
ファミペイにはさまざまなクーポンが用意されています。
ファミペイに初めて登録するときはファミチキなどが無料になる「ウェルカムクーポン」がもらえます。
また、ホーム画面のメニュー「クーポン」をタップすると、不定期で新しいクーポンが追加されていることがわかります。

上記のクーポンは何もしなくてももらえますが、アプリ内のゲームをすることでもらうこともできます(常にあるわけではありません)。
電車やバスの待ち時間など、スキマ時間にアプリをチェックする習慣をつけるとお得な機会を逃さなくて済みます。
3:キャンペーンでお得に利用できる
ファミペイはサービス開始(2019年7月)の時点で1カ月間、チャージした金額の最大15%を還元するキャンペーンを行いました。
こうしたキャンペーンは記事執筆時点(8月末)では予定されていませんが、いつまた行われるかはわかりません。新着情報はホーム画面の「New!」のページに掲載されるので、こちらもマメにチェックするようにしてください。
4:スマホのみで決済できる
ファミペイがあれば、ファミリーマートでの買い物だけなら現金を使う必要がありません。
普段はともかく、ラフな格好でちょっと買い出しに行くくらいなら、なるべく持ち物は少ないほうがいいですよね。ファミペイを使っていれば、財布は不要になるので便利です。
ただし残高が足りないと買い物ができませんので、自宅を出る前に確認しましょう。
5:無料で利用できる
ファミペイは入会金・年会費が無料で利用できます。
現金でのみチャージをしているのであればそれ以上の買い物ができないので、無駄遣いを防ぐことができて一石二鳥かもしれません。
6:Tポイントと2重取りができる
ファミリーマートはTポイント提携店なので、買い物をするときにTポイントカードを提示すれば200円につき1ポイントのTポイントをもらうことができます。
Tポイントカードを持っていないけれど、ファミペイを使うにあたって一緒に使いたいというのであれば「モバイルTカード」を利用するのがおすすめです。

実際に買い物をするときはまずTポイントカードを店員さんに見せ、そのあとにファミペイを見せることになります。ちょっと面倒ですよね。
しかし、こうすることで還元率が2倍の1%になるので手間をかける価値はあるでしょう。
また、チャージをするときに「ファミマTカード」を利用すると、チャージ200円につき1ポイントのFamiPayボーナスをもらうことができます。こうすることで3重取り(還元率1.5%)となります。
参考サイト:カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社|Tカード情報登録・Tサイト利用登録
ファミペイの2つのデメリット
以上でファミペイのさまざまなメリットを解説してきましたが、デメリットも正しく理解しておいてください。
1:チャージに手間がかかる
ファミペイにチャージをする方法は以下の画像のとおり、4種類あります。

クレジットカードによるチャージができるのはファミマTカードのみなので、それがなければ基本的に店頭で現金によるチャージをするしかありません。
そのため、買い物をする前にチャージというひと手間がかかるのがデメリットです。慣
れればそれほどでもないかもしれませんが、使い始める時点で使ってみようという気持ちをそがれる可能性はあるでしょう。
2:クレジットカードがファミマTカードしか対応していない
すでに説明しているとおり、ファミペイでチャージに利用できるのはファミマTカードのみですが、ファミマTカードは年会費が無料なので、ファミペイにチャージをするためだけに新しく作るというのも良いでしょう。
ただし、ファミマTカードは「リボ払い専用カード」なので注意してください。
リボ払いは分割払いよりも高い手数料がかかるので、正しく使わないとチャージによる還元のメリットが帳消しになってしまいます。
ファミマTカードのリボ払いは1回で支払っている限りは手数料がかかりません。
そのため、毎月の支払額を高めに設定しておき、必ず1回で支払えるようにしてください。
たとえば月間のチャージが1万円程度なら、毎月の返済額を5万円に設定しておけば1回で返済されます。余裕をみて高めに設定しておけば、少しチャージが多い月があっても安心です。
上手に使えばメリットのみを得られるので、還元率をできるだけ高めたい人は恐れずに試してみてください。
※2019年8月から、ファミマの店頭でファミマTカードによるクレカ決済をすると2%の還元(Tポイント)を受けられるようになりました。そのため、ファミペイで支払うよりも有利になっています。こうした状況はいつまで続くかはわかりませんので、最新情報は常にチェックしてお得なほうを選ぶようにしましょう。
まとめ
便利なファミペイにもデメリットはありますが、メリットが多いので、利用することをやめるほどのことではないはずです。
特にファミマTカードを作ればファミペイはかなり便利になります。
店頭でチャージをしなくて良いのはかなり大きいですよね。しかもオートチャージができるので、いちいち残高を気にする必要もありません。
ただし、記事執筆時点ではファミマTカードで直接支払ったほうが還元率が高くなっています。
還元率にこだわるのであればクーポンを利用するときはファミペイで、それ以外はファミマTカードで直接支払うといった使い分けをしたほうがいいかもしれませんね。