ファミリーマートが提供している決済サービス「ファミペイ」は、スマホ1台で決済できる便利なものです。
日頃からファミリーマートを利用している人にとっては、「一度はファミペイを使ってみたい」と思うのではないでしょうか?
ただ使ったことがない場合は
- そもそもどんな決済サービスなの?
- 登録とか大変そう
- 使うメリットってあるの?
- どうせ使うなら、一番お得に活用したい
と思うかもしれません。
そこで本記事ではファミペイの仕組み・登録方法・チャージ・メリット/デメリット・お得に使う方法を徹底解説します。
ファミペイはチャージ式の決済サービス

ファミペイは、PayPayやLINE Payなどと同じコード決済サービスです。
ファミリーマート専用で、代金の支払い方はバーコードを店員さんに読み込んでもらう方法のみになります。シンプルなのがメリットでしょう。
なお、他のPay系アプリと比べて違う点がいくつかありますので、これから使い始めるなら他のアプリと違う点を理解しておくとスムーズですよ。
公式サイト:株式会社ファミリーマート|FamiPay
ファミペイの登録方法について
ファミペイの登録手順はとても簡単。
アプリをダウンロードして起動すると以下のようなアプリの紹介ページが出てきます。先に進むと利用規約のページになります。

利用規約に同意すると以下のページが出てくるので、「初めての方(会員登録)」をタップしてください。

以下の画面で電話番号を入力し、「SMSに認証コードを送る」をタップしてください。

SMSに送られた4桁の認証コードを入力してください。

性別、誕生日などの必要事項を入力して、「次へ」をタップしてください。

確認画面が表示されますので、間違いがないかどうか確かめてから「この内容で登録する」をタップしてください。

これで会員登録は完了です。

ウェルカムクーポンはホーム画面の一番下にある「クーポン」というメニューから確認してください(以下の画像はウェルカムクーポンではありません。ウェルカムクーポンの場合は【無料】と書かれています)。

ファミペイのチャージ方法は4種類
ファミペイのチャージ方法は、以下の4つの方法があります。
- 現金
- クレジットカード(ファミマTカードのみ)
- オートチャージ
- FamiPayボーナスでチャージ
チャージはホーム画面のバーコード右上にある「チャージ」をタップします。

1:現金
ファミペイに現金でチャージする場合は店員さんにチャージをしたいと告げてアプリのバーコードを読み取ってもらい、レジの画面に表示される金額ボタンをタッチしてお金を支払うという手順になります。
チャージできる金額は以下の6とおりになります。チャージの上限は10万円です。
- 1000円
- 2000円
- 3000円
- 5000円
- 1万円
- 3万円
※チャージをするときはあらかじめ、ホーム画面にある「FamiPayを使う」を有効にしておいてください。
2:クレジットカード(ファミマTカードのみ)
ファミペイにチャージが可能なクレジットカードはファミマTカードのみです。
ファミマTカードでチャージした場合、チャージした金額についてTポイントはつきませんが、そのかわり200円につき1ポイントの「FamiPayボーナス」がもらえます。
ファミペイは、ファミペイで支払った金額200円につき1ボーナス(1ボーナス1円相当)がもらえるので、ファミマTカードでチャージした分との合計で1%の還元が受けられるわけです。
さらにTポイントカードを呈示すると0.5%のTポイントももらえるので、すべて合わせると1.5%の還元となります。
- ファミペイで支払った分についての還元:0.5%(FamiPayボーナス)
- Tポイントカードを呈示したことによる還元:0.5%(Tポイント)
- ファミマTカードでチャージした分についての還元:0.5%(FamiPayボーナス)
うまくファミペイを利用すれば、還元率1.5%になるのでぜひ試してみてくださいね。
3:オートチャージ
ファミマTカードを登録しているときに限りますが、ファミペイはオートチャージができます。
以下の画面で「◯◯円を下回ったら◯◯円チャージする」という形で設定します。

なお判定金額は1000~1万円の範囲で設定し、オートチャージ金額は3000~1万円の範囲で設定します(いずれも1000円刻み)。
4:FamiPayボーナスでチャージ
ファミペイの利用でたまったFamiPayボーナスはFamiPay残高のチャージにあてることができます。
ただし、Tポイントカードで貯まったTポイントをファミペイにチャージすることはできません。これが残念なところですね。
ファミペイを使う6つのメリット
ファミペイには、以下のようにさまざまなメリットがあります。
- FamiPayボーナスが貯まる
- クーポンが利用できる
- キャンペーンでお得に利用できる
- スマホのみで決済できる
- 無料で利用できる
- Tポイントと2重取りができる
くわしく紹介していきましょう。
1:FamiPayボーナスが貯まる
すでに触れていますが、ファミペイで買い物をすると200円(税込)につき1ポイント(1ボーナス)が貯まります。
還元率にすると0.5%で、Tポイントカードを呈示すれば両方あわせて1%の還元となります。
例えば月間で1万円の買い物をすると、月に100円の還元になりますよね。
100円というとたいしたことがないと感じるかもしれませんが、現金で払えば何ももらえないことを考えると、ただアプリを通じて支払うだけで還元されるのは十分なメリットではないでしょうか。
2:クーポンが利用できる
ファミペイではメニューにある「クーポン」のページを見ると、その時点で使えるクーポンが表示されます。

また、スロットで当選したり、スタンプカードでスタンプがたまったりするともらえるクーポンもあります。クーポンがもらえるチャンスが豊富なのがファミペイの特徴です。
3:キャンペーンでお得に利用できる
ファミペイでは、不定期でお得なキャンペーンが行われています。
たとえば2019年7月1日から31日までの間は、現金またはファミマTカードでチャージした金額に対して10%のFamiPayボーナス(上限2万円)がもらえました。
ファミマTカードでチャージするとさらに5%が加算されていたので、合計で15%です。1万円チャージしたら1500円分のボーナスがもらえた計算になります。
◯◯Payの競争が加熱しているので、今後もこのくらいお得なキャンペーンが行われる可能性は十分にあります。マメに情報をチェックしてこうしたチャンスを逃さないようにしましょう。
4:スマホのみで決済できる
ファミマTカードがなければ現金でチャージしておくことが必要ですが、残高さえ十分にあればスマホのみで支払いができるのがファミペイの一番のメリットです。
ちょっとした買い物のためにファミマに行くとき、スマホがあれば財布を持たなくて良いのでラクです。
5:無料で利用できる
ファミペイを利用するにあたっては入会金や年会費のようなお金はかかりません。
たとえばメルペイの場合、利用代金を後払いする「メルペイあと払い」を選択すると1回あたり300円の手数料がかかりますが、こうした落とし穴みたいなものがないので安心です。
6:Tポイントと2重取りができる
これもすでに触れていますが、ファミペイで支払うときでもTポイントカードを使えるので、ファミペイの還元分0.5%とTポイントカードの還元分0.5%を2重取りできます。
PayPayはアプリ内にTカードがあるので便利なのですが、ファミペイにはこの機能はありません。
そのため別途Tポイントカードを持ち歩くことが必要です。
なおモバイルTカードアプリもあるので、プラスチックカードを持ち歩きたくなければこちらを利用してください。会員になるのも簡単です。

ただ、もらうポイントがFamiPayボーナスとTポイントに分散してしまうのがデメリットですね。
参考サイト:カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社|Tカード情報登録・Tサイト利用登録
ファミペイの2つのデメリット
ファミペイを使い始める前に、デメリットについても確認しておきましょう。
- チャージに手間がかかる
- クレジットカードがファミマTカードしか対応していない
これらは将来的に解消される可能性が高いので、それを見越してしばらくガマンするのがいいかもしれません。
1:チャージに手間がかかる
ファミマTカードを持っていればスマホのみでチャージができますが、そうでなければ基本的にレジでの現金によるチャージが必要です。
買い物をする前にチャージをすればいいわけですが、その分の時間がかかってしまいますので面倒ですよね。
ファミマTカードは年会費がかかりませんので、ファミペイを日常的に使うならレジでのチャージをなくすためだけにカードを作るというのもありかもしれません。
2:クレジットカードがファミマTカードしか対応していない
すでに説明しているとおり、クレジットカードによるチャージはファミマTカードしか対応していません。
ただし、dポイントや楽天ポイントとも提携する話がありますし、将来的には他のカードも使えるようになる可能性が高いと考えられます。
ファミペイを使うならファミマTカードの無料発行がおすすめ
ファミマTカードは、ポケットカード株式会社が発行するクレジットカードです。
年会費無料で利用でき、おサイフケータイの機能がついたスマホがあればiDも利用することができるので便利です。
ただし、ファミマTカードはリボ払い専用カードです。毎月の支払額を高めに設定し、利用した金額を1回で払い切る状態しておかないと実質年率18%という高い手数料を支払うことになってしまいます。
リボ払い手数料を1回でも支払うとFamiPayボーナスの還元を受けてもマイナスになってしまうので注意してください。
逆に言うと設定さえ間違えなければお得であることは確かなので、ポイント目当てでTカードを作るときはくれぐれも注意してください。
まとめ
ファミペイはファミマTカードを持っていない限り現金でしかチャージできないという大きなデメリットがありますが、それ以外は良くできているアプリだといえるでしょう。
実際に使う機会のありそうなクーポンももらえますし、スタンプカードの機能やスロットでクーポンがもらえるチャンスがあったりするなどいろいろと工夫されていることがわかります。
将来的にはデメリットが解消され、使いやすい機能が追加される可能性は十分にあるので、今後の動向に注目しましょう!