LINE Payは便利な送金機能がついています。
送金機能を使うと、LINE Payにチャージされている残高をLINEの友人に送ることができます。
ただ送金機能を使ったことのない人にとっては
「送金の方法が分からない」
「設定とかめんどくさそう」
と思うかもしれません。
しかし、LINE Payの送金は事前に本人確認を済ませれば、簡単に使うことのできる便利な機能です。
そこで本記事では「LINE Payの送金方法・使うメリット・注意点」を詳しく説明していきましょう。
LINE Payは簡単に送金ができる
「送金」とはLINE Pay残高を友だちとやりとりする機能のことです。
送金も主に3種類あります。
- 自分から友だちへの送金
- 友だちに対して送金をお願いする「送金依頼」
- 飲み会の代金支払いなどで使える「割り勘」
LINEの友だち同士のやりとりなのでLINE Payで完結し、送る相手のメールアドレスや銀行口座などの個人情報がわからなくても送れるので便利です。
1日の上限は10万円までとなっていますが、10万円も送金することは稀でしょうから通常は問題ないでしょう。
どちらかと言えば、親しい人同士でちょっとしたお金のやりとりをすることを想定した機能だと考えられます。
LINE Payの送金機能を使う3つのメリット
LINE Payの送金機能はとても便利です。
ここではそのメリットを確認しておきましょう。
- 手数料がかからずお得
- LINEの連絡先さえ知っていれば送金できる
- 割り勘機能が便利
ではくわしく説明していきます。
①手数料がかからずお得
LINE Pay残高を友だちに送金しても手数料は全くかかりません。
これが銀行振込ならたとえ少額であっても手数料が必要になってしまいますが、LINE Payを使っている友だち同士なら無料で気軽にお金のやりとりができます。
送金もすぐ終わるので、この点でも銀行振込より便利です。
②LINEの連絡先さえ知っていれば送金できる
LINE Payでの送金は、LINEでつながっている相手なら基本的に可能です(本人確認などの条件はあります)。
楽天ペイにも個人間送金の機能があります。
しかし、楽天ペイの場合は連絡先がわかっている相手でもアプリ上で同期することが必要です。
また連絡先がわからなければ、送金用のリンクを生成して相手に送ることが必要になるので面倒でしょう。
しかしLINEなら数タップで完了するので、比較にならないくらい簡単です。
③割り勘機能が便利
送金と同じようなものですが、LINE Payには「割り勘」機能がついています。
割り勘をするためには幹事が割り勘用のQRコードを生成し、それを割り勘をする人たちに読み取ってもらうだけでできます。これも簡単で便利です。
現金で割り勘をしようとすると小銭がなくてすぐ払えない人がいたり、1人いくらなのか計算しなければならなかったりするなど面倒なことがいろいろありますが、LINE Payの割り勘機能ならこうした手間が解消されます。
LINE Payの送金はとても簡単
LINE Payの送金はとても簡単にできます。送金はLINE Pay残高から行なわれるので、残高が不足しているときはチャージしておきましょう。
送金のやり方
まず、LINE Payのトップから「ウォレット」をタップしてください。

ウォレットから「送金」を選びます。

友だちの一覧から送金したい相手を選んで「選択」をタップしてください。

送金する金額を入力してください。

メッセージが必要なら入力し、画像を選んで「送金」ボタンをタップしてください。

パスワードの入力などによる認証が終わると、以下のようにトーク画面に表示されます。

送金依頼のやり方
LINE Payのメニューから「送金依頼」をタップしてください。

送金依頼をしたい友だちを選択し、右上の「選択」をタップしてください。以下、送金のときとほぼ手順が同じなので問題ないでしょう。

割り勘のやり方
LINE Payのメニューから「割り勘」をタップしてください(以下、幹事の手順を解説します)。

「割り勘をリクエスト」という画面が表示されるので「割り勘」をタップしてください。
他の人がわかるようなタイトルを入力し、「QRコードを作成」をタップしてください。
画面に表示されたQRコードを、割り勘に参加する人全員に読み取ってもらってください。

割り勘に参加した人が支払い方法を登録すると、QRコードの画面に参加者が追加されます。
割り勘に参加する人が全員追加されたら、LINE Payで会計を済ませてください。

そうすると以下のような画面に移行するので、「支払い中」をタップしてください。

明細や1人あたりの金額が表示されるので「割り勘をリクエスト」をタップしてください。

あとは割り勘に参加した人から支払ってもらえば完了です。
LINE Payの送金機能を使うときの注意点
LINE Payの送金機能を使ううえでは以下の2点に注意してください。
- 事前に「本人確認」が必要
- LINE Payに登録している人だけに送金できる
では説明していきましょう。
事前に「本人確認」が必要
LINE Payの送金機能は、本人確認が済んでいないと利用することができません。
本人確認は以下の3つの方法で行うことができます。
- スマホでかんたん本人確認
- 銀行口座で本人確認
- 郵送で本人確認
手続的には運転免許証やパスポートがあれば可能な「スマホで簡単本人確認」が一番、手間がかからないかもしれません。
ただ、LINE Payはチャージをしないと利用できません。
銀行口座を登録しておかないと店頭やATMに出向いてチャージすることが必要になるので、なるべく銀行口座の登録をするのがおすすめです。
LINE Payに登録している人だけに送金できる
LINE Payの送金機能を使うには、送金する相手もLINE Payを利用しているということが条件になります。
楽天ペイの場合は相手が楽天ユーザーなら楽天キャッシュで送金するので、必ずしも楽天ペイを使っていることは条件にはなりません。
しかし、LINE Payの送金はLINE Payを利用している相手にしか送れないのです。
LINEを日常的に使っているならぜひ、こうしたときのためにあらかじめLINE Payにも馴染んでおきたいところです。
まとめ
LINEはFacebookやTwitterなど他のSNSと違い、つながっている相手と実際に会うことが珍しくありません。
そのため、送金機能を使う機会はLINEユーザーなら誰でもいつか訪れる可能性が高いです。
送金機能を使っているかどうかはLINE Payのマイカラープログラム(ユーザーのランク)で上位のバッジを得るために必要な条件でもあります。
そのため、まだ使ったことがなければ早めに試してみるといいですよ。