メルカリの提供している「メルペイ」という支払いサービスがあります。
メルペイは「メルカリアプリ」をダウンロードすれば誰でも使うことができます。
使い方も簡単で、メルカリユーザーにとっては便利なものでしょう。
ただメルペイを使ったことない人にとっては
「メルペイってそもそもどういうサービス?」
「メルペイを使うメリットってあるの?」
「詳しい使い方を知りたい」
と思っているかもしれません。
そこで本記事では「メルペイのサービス概要・使うメリット・使い方」について詳しく説明します。
普段からメルカリを利用している方には、メリットの多いサービスでしょう。
メルペイは「メルカリの提供する支払いサービス」
メルペイとは、メルカリが提供する代金支払いサービスです。
メルカリに出品している人や出品物を買う人にとってはメリカリの利用で得られた売上金やポイントを実店舗でも使えるので、メルペイは積極的に利用すべきでしょう。
メルペイでできる支払いは以下の3とおりです。
- メルカリの出品物の購入
- 実店舗での代金支払い
- ネット決済(オンライン決済)
実店舗ではiDの利用できるお店やメルペイのマークがあるお店で支払いに利用できます。iDの利用できるお店は数が多いので実用性も高いです。

ネット決済については2019年5月末から始まったサービスです。6月現在では「SHOPLIST」というサイトでのみ利用できます。
公式サイト:SHOPLIST
メルペイの使い方は簡単
メルカリを利用したことがなくても、メルペイは簡単に利用できます。興味があるならぜひチャレンジしてみてください。
メルペイの始め方
メルカリを利用したことがないとメルペイ専用のアプリがあるのではないかと思うかもしれませんが、メルペイは「メルカリアプリ」で始めることができます。
メルカリのアプリをダウンロードして以下の箇所をタップすると画像と同じ画面が出てきます。

メルカリを利用したことがない人がメルペイを利用する場合は原則として「残高」にチャージをする必要があります。
そして、チャージをするための銀行口座(支払い用口座)を登録してください。これがスタンダードな使い方です。
銀行口座の登録は、メルペイの画面を下にスクロールすると「メルペイ設定」という項目が見つかるので、ここをタップして「銀行口座」→「新規口座の登録」という手順で進んでください。

メルカリで物を売った経験のある人の場合、メルペイに支払い用口座を登録することで、売上金をポイントに交換する手間がなくなります。
そのため店頭で買い物をするつもりがなくても登録しておくべきでしょう。
店頭での支払い方
iDが使えるお店でメルペイを使う場合はリーダーにかざすとApple PayのWalletアプリが立ち上がるので(iPhoneの場合)、メルペイを選択してください。
なおこの場合は「メルペイで払います」と言わず「iDで払います」と言ったほうがスムーズです。

コード払い対応のお店の場合はバーコードやQRコードによる決済です。「コード払い」をタップすると以下の画面が立ち上がるので、店員さんに見せてください。

なお、店頭での支払いをするために「ポイント」を購入する必要はありません。チャージだけで支払いが可能です。
ポイントはメルカリで物を売った人が売上金をポイントに替えて得たり、キャンペーンなどでもらったりするものです。あくまでメルペイ残高にチャージをして使うのが基本です。
なお「メルペイあと払い」を利用すれば、事前にチャージをしなくても使えます。これについては後述します。
メルペイを使う5つのメリット
メルペイにはさまざまなメリットがあります。メルペイを使い始める前によく理解しておいてください。
- メルカリの売り上げ・ポイントで支払いできる
- 電子マネー「iD」として利用できる
- 「あと払い」が利用できる
- キャンペーンでお得にポイントゲットできる
- クーポンが利用できる
くわしく説明していきましょう。
①メルカリの売り上げ・ポイントで支払いできる
メルカリに出品することで得られた売上金や、各種キャンペーンでためたポイントはメルペイでの支払いに利用することができます。
メルカリの売上金を銀行口座に振り込んでもらうときは、金額にかかわらず200円(お急ぎ振込は400円)がかかります。
でも残高にチャージする場合は手数料がかかりません。
売上金のある人がメルペイの支払い用口座を登録すると、売上金がそのままメルペイ残高にチャージされるので便利です。
また、ポイントについても残高と同じように支払いにあてることができます。ポイントが残っている場合はメルペイ残高に優先して使用されます。
②電子マネー「iD」として利用できる
メルペイの大きなメリットとして、iDの利用できる店舗ならどこでも支払いができる点が挙げられます。
PayPayや楽天ペイなど店頭でコード決済ができるサービスはたくさんありますが、使えるお店が限られるというのがデメリットになります。しかしiDの利用が可能なお店は全国で約90万店もあるのでかなり使えます。
また、iDとしてモバイルSuicaのチャージもできます。

③「あと払い」が利用できる
メルペイで買い物をする場合、事前に残高をチャージしていなくても買い物ができます。これを「メルペイあと払い」といいます。
メルペイあと払いは上限を設定することができるので、使いすぎの防止もできて便利です。

利用するためには銀行口座の登録か「アプリでかんたん本人確認」をすることが必要です。利用した金額については翌月にATMやコンビニなどで支払うことになります。
ただ、あと払いを利用すると毎月300円の清算手数料がかかります。事前チャージが不要なので便利とはいえ、1年使えば3600円もの金額になります。一般的なクレジットカードの年会費よりも高いので注意してください。
なお18歳未満のユーザーは利用できません。満18歳・19歳の場合は保護者の同意が必要で、利用金額の上限は1万円となります。
メルペイあと払いについては以下の記事も参考にしてください。

④キャンペーンでお得にポイントゲットできる
メルペイでは不定期にキャンペーンが行われています。
たとえば2019年6月14日から6月30日までは、あと払いを利用して支払った代金について、50%(セブンイレブンとファミリーマートは70%)のポイントがもらえます(上限2000ポイント)。

キャンペーンの案内はメルペイの画面中央あたりにあるので、時々チェックしてオトクなキャンペーンを見逃さないようにしましょう。
⑤クーポンが利用できる
メルペイのアプリには、以下のようなクーポンがついています。

利用できる店舗はそれほど多くありませんが、クーポンを使ってメルペイで支払うだけで割引になるので、よく行くお店がないかどうか時々チェックしましょう。
メルカリユーザーにオススメ
メルペイはキャンペーン期間中を除けば、店頭での買い物によるポイント還元がありません。
そのためメルカリユーザー以外の人が利用する場合はキャッシュレスでの支払いが可能という点くらいしかメリットがないと言えます。
しかし、メルカリユーザーにとってはとても利用価値が高いです。
支払い用銀行口座の登録さえしてしまえば売上金をいちいちポイントに替える必要もありませんし、有効期限を気にする必要もなくなります。
また、メルカリの売上金を店頭での支払いにも使えるのでメリットがとても大きいです。もし、メルカリユーザーでまだメルペイを使ったことがないのなら、実店舗での支払いも含めてトータルで利用することを検討してみましょう。
まとめ
iDという電子マネーは基本的にiD機能のついたカードがないと利用できないのですが、メルペイを通せばiDとして利用できてしまうのがメリットです。
ポイント還元はありませんが、現金での支払いが煩わしいと感じているものの、店舗によってサービスを使い分けるのが面倒だと感じている人にとっては、メルペイは有力候補になるかもしれません。
無料で簡単に利用できるので、迷っているならとりあえず使ってから判断してみましょう!