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メルペイの「あと払い」はメリットなし!使い方・注意点について説明!

メルペイは残高にあらかじめチャージして利用するほか、1カ月分の利用金額を翌月に支払う「メルペイあと払い」という方法でも利用できます。

メルペイあと払いなら事前にチャージしなくていいので便利ですが、

「何かデメリットがあるんじゃないの?」
「いくらでも利用できるの?」
「誰でも利用できるの?」

といった疑問点があるのではないでしょうか。

そこで、本記事ではメルペイあと払いの使い方や注意点について解説します。

結論からいうと、メルペイあと払いは手数料がかかるのでオススメできません。

メルペイあと払いは「翌月支払い」ができるサービス

メルペイあと払いとは、メルペイを通じて支払った代金を翌月にまとめて清算できる利用方法です。

メルペイあと払いを利用すれば事前にチャージする手間がなくなりますし、どうしてもほしいものがあるけど来月までお金が工面できないようなときでも買い物ができるメリットがあります。

毎月1日から月末までの利用金額を翌月末までにまとめて支払えば良いので、支払いの期間にも余裕があります。

あとで詳しく解説しますが、清算の方法はコンビニで支払う方法や銀行ATMで支払う方法、口座振替などいくつかあるので、自身にとって都合のいいものを選ぶことが可能です。

メルペイあと払いの使い方

メルペイあと払いを利用するには事前に設定をしておくことが必要です。また、清算の方法についても使い始める前によく理解しておきましょう。

事前に行う設定の内容

メルペイあと払いを利用する場合は以下の設定が必要になります。

メルカリで利用する場合

メルペイあと払いをメルカリの買い物で利用する場合は本人情報の登録が必要です。

本人情報の登録はマイページの「個人情報設定」から「本人情報」を選択し、情報の登録を行ってください。

お店で利用する場合

メルペイあと払いをお店で利用するには「支払い用銀行口座の登録」または「アプリでかんたん本人確認」のいずれかが必要です。

支払い用銀行口座の登録はメルペイトップの「メルペイ設定」からできます。「銀行口座」→「新規口座の登録」と進み、必要事項を入力して登録してください。

「アプリでかんたん本人確認」は運転免許証(または在留カード)があればできます。スマホで免許証と自身が同時に写るように撮影したものを送る方法です。詳しくはアプリ内の解説をご覧ください。

「お店でのあと払い設定」をしておこう

そのほか「お店でのあと払い設定」を行っておきましょう。そうしないと購入のたびに審査が必要となってしまうからです。

「お店での後払い設定」をするにはメルペイトップの以下の部分をタップし「設定をはじめる」から行ってください。

そして、1カ月の利用上限を設定する必要があります。上限は最大で5万円ですが、実際に設定できる金額はメルカリの利用歴などによる個人差があります。

翌月にまとめて支払う

メルペイあと払いを利用した代金は毎月1日から末日までで集計され、翌月末までに支払うことが必要です。翌月末までであればいつでも支払えるので給料日が来てから支払うことも可能です。支払方法は以下の3通りです。

コンビニのレジで清算する

コンビニのレジで清算することができます。

対応コンビニは下記の通りです。

  • セブンイレブン
  • ローソン
  • ファミリーマート
  • ミニストップ
  • デイリーヤマザキ
  • セイコーマート

メルペイあと払いの利用代金をレジで清算することができます。

コンビニのレジで清算する場合は以下のいずれかです。

  1. レジで払込票番号を伝えて支払う方法
  2. レジでバーコード(払込票)を読み取って支払う方法

払込票番号は13桁もあるので、払込票を表示して読み取ってもらうほうが簡単です。

ただバーコードを正しく読み取れないことがあるので、その場合は13桁の番号を伝えてください。

Pay-easy(ペイジー)を利用して清算する

メルペイの利用代金はPay-easy(ペイジー)という仕組みを利用することでも清算できます。

Pay-easyは銀行ATMだけでなくネットバンキングでも利用できるので、自宅やスマホからの支払いも可能です。

なおコンビニATMの場合、共用のATM(イーネット)では利用できません。ゆうちょ銀行のATMのように、金融機関が設置しているものなら利用できる場合があります。

口座振替で清算する

メルペイのトップから「あと払い履歴」→「口座振替の設定」と進んで口座振替に利用したい銀行の情報を登録すれば、毎月の利用代金が自動で振り替えられます。

この場合は毎月27日の支払いになります。少し早い支払いになるので注意してください。

メルペイあと払いの注意点

メルペイあと払いにはいくつかの注意点があります。利用を始める前に正しく理解しておきましょう。

利用料が300円かかる

メルペイあとを利用すると、1回の清算につき300円の手数料がかかります。

メルペイ残高にチャージする手数料はかかりませんので、代金の清算だけで300円もかかるのは少しもったいないのではないでしょうか。

なお、キャンペーンでこの手数料が無料になることもあります。あと払い手数料に限らず、キャンペーンは不定期で行われるのでマメにチェックしておきましょう。

利用上限が低い

先述しましたが、メルペイあと払いで利用可能な金額は最大で5万円までです。ただし、これはあくまで最高額です。個人ごとに設定される上限は違っています。

筆者の場合は1万5000円でしたが、ネットでは「500円」「1000円」という体験談も見られます。メルカリの利用歴、チャージしてからメルペイを利用した経験、支払い用銀行口座の登録などが影響している可能性があります。

ポイントが先に消費されない

メルペイ残高から支払う設定にしている場合、ポイントが残っていれば、ポイントが先に支払いにあてられます。

しかし、メルペイあと払いの場合はポイントが支払いに使えないようです。以下の状態で3000円弱の支払いをしようとしたらエラーになりました。

1607ポイント残っていて、あと払い枠の残額が1786円なので、3000円弱の支払いなら可能だろうと思っていたらできなかったというわけです。

年齢制限がある

メルペイあと払いは18歳未満のユーザーは利用できません。

また満18歳・満19歳のユーザーについては保護者の同意が必要で、かつ上限は1万円とされています。メルペイあと払いはお金を借りているのと同じなので、年齢が若いと上限が低くなるのはやむを得ないでしょう。

売上金で購入したポイント・メルペイ残高で清算できない

メルペイあと払いで利用した金額は、売上金で購入したポイントやメルペイ残高では清算できません。

ただし、友達招待やキャンペーンなどを通じて得たポイントについては利用が可能です。

クレジットカードを使った方がお得

メルペイあと払いを利用するとチャージが不要になることや、お金が足りなくても物が買えるというメリットがありますが、300円の手数料を払うほどのメリットとは言えないでしょう。

もしあと払いをずっと使い続けると、1年で300円×12カ月=3600円もかかってしまいます。惰性で利用し続けるにはちょっともったいない金額ですね。

また、メルペイで支払ってもポイントはたまりません。

たとえばPayPayや楽天ペイでは利用金額に応じたポイントがもらえるうえ、カードで決済すればその分についてもポイントがもらえます。それと比べると、メルペイにはあまりオトクな印象はありません。

単に代金を後払いしたいのであれば、クレジットカードの審査に通るという条件はつきますが、年会費のかからないクレカを作って利用するほうが良いでしょう。

まとめ

メルペイあと払いを利用すれば、お金が足りなくてもほしいものを買うことができます。

チャージ不要で買い物をすることができるのも便利といえば便利ですが、うっかりすると使いすぎる原因にもなります。

毎月の清算にかかる手数料も決して馬鹿にならないので、メルペイあと払いの積極的な利用は控えたほうがいいかもしれませんね。