決済サービスのPayPayではクレジットカード払いができます。
PayPayにクレジットカードを登録すれば、PayPay経由でのクレジットカード払いが可能。
「PayPayのクレジットカード払いってどうやってやるの?」
「クレジットカード払いがお得になる方法を知りたい」
という人もいるでしょう。
そこで本記事ではPayPayにクレジットカードを登録する方法・お得に使うテクニック・オススメのクレジットカードを紹介します。
結論からいうと、Yahoo! JAPANカードを登録してPayPayのクレジットカード払いを使うのがもっともお得です。
PayPayは登録したクレジットカードで支払いができる
PayPayはあらかじめチャージしないと利用できないと思っている人もいるかもしれませんが、クレジットカードを登録しておけばPayPay残高がゼロでも支払いはできます。
そのため、PayPayを経由してクレカで支払いをすることでクレカのポイントに加え、PayPayのポイント(PayPayボーナスと言います)もためることができます。
対応しているクレジットカードは「VISA・MasterCard」とヤフーカード
PayPayに登録ができるのは以下の画像にあるとおり、VISAまたはMasterCardのほかヤフーカード(VISA・Master・JCBから選べます)になります。アメックスやダイナースクラブなど他の国際ブランドは登録できません。

クレジットカードでPayPay残高にチャージは原則できないので注意
PayPay残高にチャージをする場合はヤフーウォレットに登録してある銀行口座からか、Yahoo!マネーからのいずれかになります。
クレジットカードを登録するというのは、あくまでPayPay残高を経由せずに直接、クレカに請求がかかる形での支払いになるという意味です。PayPay残高へのチャージの手段という意味ではありません。
ただしYahoo! JAPANカード(ヤフーカード)だけは例外で、PayPay残高にチャージできるようになっています。
PayPayにクレジットカードを登録する手順
PayPayにクレジットカードを登録する手順について解説します。
まず、「アカウント」メニューにある「支払い方法の管理」で「クレジットカードを追加」をタップしてください。

リーダーが起動するので、登録したいクレジットカードを読み取ってください。]
カメラで読み込むのがうまくいかないときは、カード番号やセキュリティコードを手入力することもできます。

セキュリティコードの入力が終わるとクレジットカードの追加は完了します。ついでなので、「利用上限金額を増額する」をタップして「本人認証」するのがおすすめです。

本人認証をして利用限度額を上げよう
PayPayをクレジットカード支払いで利用する場合、本人認証が済んでいないと月間(30日間)の利用上限はわずか5000円です。これでは日常的に使うのは難しいですよね。
しかし簡単な本人認証を済ませれば、上限は24時間以内で2万円、30日間で5万円まで引き上げることができます。
引用元:PayPay|クレジットカードの本人認証サービス(3Dセキュア)を利用しよう
手続きはクレジットカードの登録のときにあわせて行ってしまうのが簡単なので、一緒にやってしまいましょう。以下、前項の続きとして解説します。
「利用上限金額を増額する」をタップしてください。

「本人認証(3Dセキュア)を設定する」をタップして、画面に表示される指示にしたがって認証を済ませてください。

認証が終わると以下のようにクレジットカードが追加されます。カードには「利用上限増額済み」と表示されます。

クレジットカードの還元・PayPayのポイント還元の2重取りがお得!
PayPayをクレジットカード払いで利用する場合は以下のように、ポイント2重取りが可能になります。
- クレジットカードのポイント還元:そのクレカのポイント
- PayPayのポイント還元:利用金額の0.5%
PayPayでの支払い分に対するPayPayボーナスの還元は、利用金額に対して0.5%です。
たとえば1%のポイント(1ポイント=1円と仮定)が還元されるクレジットカードを登録し、PayPayで1万円の支払いをすると、以下のポイントがもらえることになります。
- クレカのポイント還元(1%):100円相当のポイント
- PayPayのポイント還元(0.5%):50円相当のPayPayボーナス
正直、あまりお得感はありませんよね。それでも、クレジットカードのポイントに加えてわずかでも余計にもらえるのですから良いと言えば良いですが……
でも、次に説明するYahoo! JAPANカードを使えばかなりお得になります。
オススメは「Yahoo! JAPANカード」
ここでは他のクレジットカードではなくヤフーカードを利用した場合のメリットについて解説します。
ヤフーカードで支払った場合の還元率
先ほどのケースで(PayPayで1万円の買い物をした場合)、Yahoo! JAPANカードで支払うと以下のようになります。
- クレカのポイント還元(1%):100円相当のポイント(Tポイント)
- PayPayのポイント還元(3%):300円相当のPayPayボーナス
他のクレカではPayPayボーナスが0.5%しかもらえませんが、ヤフーカードなら3%になるのでかなり増えます。
キャンペーンがあると差が大きくなる
ヤフーカードを使うとPayPayボーナスの還元が6倍(0.5%→3%)に増えるのですが、3%でも魅力を感じないという人もいるかもしれません。
しかし、PayPayは「ワクワクペイペイ」という名称で、毎月何らかの形で還元率の高いキャンペーンが行われています。
たとえば2019年7月1日~31日のランチタイムに対象店舗である飲食店やスーパーでPayPayを使った場合、還元率は以下のものが適用されていました。
他のクレジットカードで支払うときは0.5%で全く変わらないのに、ヤフーカードを利用すると最大で19%になるのです。
ソフトバンクやワイモバイルのユーザーになるというのは簡単ではありませんが、Yahoo!プレミアムの会員になるのは簡単です。
月額498円の料金はかかりますが、PayPayを日常的に使っていれば十分、それ以上のメリットが得られるでしょう。
支払いの方法としてヤフーカードを指定しておけばチャージも不要になるので手間がかからないというメリットもあります。
ヤフーカードのメリット
ヤフーカードの基本機能について整理すると以下のようになります。
項目 | 説明 |
---|---|
年会費 | 永年無料 |
国際ブランド | VISA・Master・JCB |
ポイント | Tポイント(100円につき1ポイント) |
保険 | ショッピングガード保険(無料) 盗難保険(無料) プラチナ補償(月額490円) |
家族カード | 年会費無料 |
ETCカード | 年会費500円 |
分割払い | 1回・2回・ボーナス払い・3~48回 |
キャッシング機能 | あり |
リボ払い | 可能 |
ポイントの還元はTポイントとして行われ、100円につき1ポイントがたまります。Yahoo!ショッピングとLOHACOでの利用については3倍になります(ただし、うち1%は使途限定)。
プラチナ補償は月額490円なのでクレカに付帯する保険としては高いのですが、「携帯電話水濡れ全損補償金」や「旅行・イベントキャンセル補償金」などユニークな補償があるので検討してみてください。
※いわゆる旅行傷害保険としての機能はないので注意してください。
ヤフーカードは年会費が永年無料なので、とりあえず作って損はありません。PayPayをこれから日常的に使うことを考えているなら、ヤフーカードを作ることも検討してみましょう。
参考サイト:Yahoo! JAPANカード
まとめ
PayPayはソフトバンクグループのサービスなので、ヤフーカードだけ優遇するのは当然と言えば当然です。
PayPayを利用するのにヤフーカードが必須かと言えば決してそうとは言えませんが、年会費がかからないので作っておけば、いざというときに役立つかもしれません。
キャンペーンが行われているときは、カードを作るだけでポイントがもらえることがあります(2019年7月は1万円相当の期間限定Tポイントがもらえました)。
ポイント目当てで作るというのもアリですよ。