PayPayはどんどん対応店舗が増えています。
ネットで買い物をする人にとって気になるのが「PayPayはネットショップでも使えるのか?」でしょう。
そこで本記事ではPayPay支払いが可能なネットショップを紹介します。
結論からいうと、PayPayの支払いが可能なネットショップは下記の3つのみです。(2019/07/25現在)
- ヤフオク!
- Yahoo!ショッピング
- LOHACO(ロハコ)
これ以外のネットショップ(Amazon・楽天など)はPayPayが対応していません。
PayPayが使えるネットショップは3つだけ
◯◯Payにはそれぞれ特徴がありますが、PayPayはネットでの買い物に使えるところが他の◯◯Payと比べて少ないというデメリットがあります。
ネットショップでの買い物にPayPayが使えるとさらに便利なのですが、現状でPayPayによる支払いが可能なネットショップは以下の3つのみとなっています(2019年7月現在)。
ヤフオク!
ヤフオクで商品を落札したときの代金は、PayPayで支払うことができます。
PayPayで支払うと、落札代金の1%の「PayPayボーナス」(ポイントにあたるもの)をもらうことができます。
売上金をPayPay残高にチャージすることもできるので、出品もする人なら売上金とあわせてヤフオクや買い物や実店舗での買い物に利用できて便利です。
Yahoo!ショッピング
Yahoo!ショッピングでは、買い物の代金をPayPayで支払うことが可能です。こちらも代金の1%分のPayPayボーナスをもらうことができます。
PayPayで支払うためには「支払い方法の選択」の画面で「PayPay残高払い」を選択してください。

PayPay残高だけで支払えない場合はクレジットカードを併用することができます。

LOHACO(ロハコ)
LOHACOで買い物をしたときの代金も、PayPayで支払うことができます。
LOHACOで買い物をしたときにもらえるポイントは「通常獲得ポイント」(1%)と「PayPayボーナスライト」(割合はキャンペーンごとに異なります)があります。
Yahoo! IDでログインした状態で買い物をするともらえるこれらのポイントは、PayPayで支払った場合でも変わりません。
※キャンペーンや特典などでもらえる「PayPayボーナスライト」は、2019年7月末まで「期間固定ポイント」という名称でした。
期間固定ポイントはLOHACO、Yahoo! JAPAN、GYAO!のいずれかでしか利用できませんでしたが、PayPayボーナスライトになることによってPayPayで支払いが可能なところならどこでも使えるようになりました。
使うところが限定されていると有効期限が来て失効させてしまうこともあるでしょうが、PayPayなら使えるところが多いので利便性が高まったと言えます。
Amazon(アマゾン)・楽天は対応していない
Amazonや楽天では、残念ながらPayPayで代金を支払うことはできません。
では、他の◯◯Payは通販サイトでどのくらい利用できるのでしょうか。
MMDLaboとコロプラが共同で、ネットショッピング経験者2577人を対象に行った「2017年版:スマートフォン利用者実態調査」によると、利用しているネットショッピングサイト(上位9社)は以下の表に掲載したような結果となっています。
どのネットショップがどのくらい利用されていて、それぞれでどの◯◯Payが使えるかということを表にまとめてみました。
サービス名称 | 利用率 (複数回答) |
使える◯◯Pay (自前のものを除く) |
---|---|---|
Amazon | 77.7% | LINE Pay |
楽天 | 53.1% | LINE Pay、Alipay |
Yahoo!ショッピング | 29.3% | PayPay、LINE Pay |
メルカリ | 15.4% | メルペイ、LINE Pay |
ZOZOTOWN | 12.7% | LINE Pay、Amazon Pay |
価格.com | 9.6% | LINE Pay |
LOHACO | 4.7% | PayPay、LINE Pay |
ベルメゾンネット | 4.1% | LINE Pay |
ニッセン | 4.0% | LINE Pay、d払い |
引用元:MMD研究所|2017年版:スマートフォン利用者実態調査
LINE Payが多い理由ですが、LINE Payは「LINE Payカード」を作ることで、JCB加盟店ならどこでも利用することができるからです。
JCBのクレジットカードで決済できないところはないので、すべてのネットショップで使えるというわけです。
PayPayはネットショップよりも実店舗で使えるところを増やすことに注力している印象で、今のところはあまり増える様子はありません。
ネットでの買い物については他の支払方法を考えたほうが良いでしょう。
※LINE Payカードについては以下の記事をご覧ください。

実店舗なら使えるお店は豊富
2019年5月現在で、PayPayが使える実店舗は約60万店以上あります。代表的なお店をまとめると以下のとおりです。
ジャンル | 店舗名 |
---|---|
コンビニエンスストア | セブンイレブン、ファミリーマート、ローソン(ナチュラルローソンやローソンストア100を含む)、ミニストップ、セイコーマート、ポプラ (※以上で全部です) |
スーパー、ディスカウントストア | OKストア、グッディ、シマホ(島忠ホームセンター)、セキチュー、生鮮食品館ヒダカヤ、フードマーケット マム、MrMax、リカーマウンテン、綿半 など |
ドラッグストア | ツルハドラッグ、マツモトキヨシ、ウェルシア、ココカラファイン、サンドラッグ、スギ薬局 など |
飲食店 | 牛角、松屋、はなまるうどん、上島珈琲店、しゃぶしゃぶ温野菜、フレッシュネスバーガー、かっぱ寿司、ピザーラ、魚民・白木屋・笑笑、千年の宴、山内農場、和民・坐和民、金の蔵 など |
家電量販店 | ビックカメラ・コジマ・ソフマップ、ヤマダ電機、ケーズデンキ、エディオン、ジョーシン など |
その他 | ブックファースト、古本市場、イオンモール(一部の専門店)、阪急百貨店、羽田空港ターミナルビル、Zoff、眼鏡市場、オリックスレンタカー、H.I.S.、東横イン、Right-on、はるやま、ヤフオクドーム、アリさんマークの引越社、ビッグエコー など |
これを見ると、とても幅広い業種にわたっていることがわかるのではないでしょうか。
PayPayのサービスが始まったのが2018年10月で、1年も経たないうちにこれだけのお店で使えるようになっています。そのため、今後もどんどん使えるお店が増えていくことが期待できるでしょう。
なお、PayPayを使えるお店は以下の記事により詳しくまとめてありますので、興味があればそちらもご覧ください。アプリで探す方法も解説してあります。

まとめ
PayPayはヤフー・ソフトバンクのサービスなので、2社の関連サービスなら今後はどんどん使えるようになると考えられます。
一例を挙げるとすればヤフオクドームです。
ヤフオクドームでは2019年の公式戦最終日までPayPayで支払うと最大で20%が還元されますし、フードや生ビールの代金をPayPayで支払うと半額になるというキャンペーンが行われています。
今後もこうした気前の良いキャンペーンと平行して、PayPayの使えるお店をどんどん増やしてほしいところですね。