楽天ポイントは他社サービスのポイントと交換できるのですが、その中でも人気が高いのが「ANAマイル」です。
ANAマイルはANAのポイントサービスで、うまく活用すれば飛行機に無料で搭乗することもできます。
「楽天ポイントをANAマイルに交換すると、どれぐらいマイル貯まるの?」
「交換するときに注意することはある?」
「楽天ポイントをそのまま使うのと、ANAマイルに交換するの、どちらがお得?」
と疑問に思っている人もいるでしょう。
そこで本記事では楽天ポイントをANAマイルに交換する方法・注意点・どちらがお得なのか?を説明します。
結論からいうと、旅行をする人であれば楽天ポイントからANAマイルに交換した方がお得です。
楽天ポイントをANAマイルに交換できる
楽天ポイントをANAマイルに交換する際、交換レートがどのくらいなのかも気になりますよね。
交換レートは「楽天ポイント:2ポイント=ANAマイル:1マイル」です。
楽天ポイントが50ポイントあれば交換可能。少額のポイントも無駄なく使えます。
ポイント交換の手続きには「ANAお客様番号」が必要なので、ANAマイレージクラブの申し込みも行いましょう。
参考サイト:ANAマイレージクラブ
楽天ポイントの交換上限は月20,000ポイント
ANAマイルにポイント交換する場合の制限について解説します。
【ポイント交換の制限】
- 1回に交換できるのは50~1,000ポイントの間まで(2ポイント単位)
- 同一アカウントでのポイント交換は24時間に1回
- 1ヶ月に交換できるのは20,000ポイントまで
1日の交換上限が1000ポイントなので、1ヶ月の上限である20000ポイントまで交換する場合は、毎日交換をしても20日かかります。
期間限定ポイントや提携企業からの交換ポイントは利用不可
次にANAマイルにポイント交換する場合の注意点について解説します。
【ポイント交換の注意点】
- 期間限定ポイントやJCB、DC、オリコなどの提携企業から交換したポイントは対象外
- 交換申し込みからマイル登録が反映されるまで、約1週間かかる
自分の持っているポイントが通常ポイントなのかわからないときは、楽天PointClubで確認可能です。
楽天ポイントをANAマイルに交換する手順は簡単
楽天ポイントからANAマイルへの交換手続きは簡単ですので、順を追って説明します。
楽天ポイント→ANAマイルへの交換手順
まず楽天PointClubのサイトから、楽天IDとパスワードでログインします。
次にログイン後に以下の画面がでるので、楽天ポイント→ANAの項目の「交換する」から先に進みます。

次の画面で情報を入力しますが、ここで「ANAお客様番号」が必要になるので注意しましょう。入力後、一番下にある「確認画面へ」をクリックします。

入力内容を確認し「確定する」ボタンを押して手続き完了。スムーズに入力できればあっという間に終わります。
旅行をする人なら楽天ポイントよりANAマイルの方がお得
ANAマイルの価値は、一般的に1マイル=2~3円相当といわれていますが、使い方とタイミングによっては、1マイル=10円以上にまで価値を高めることも可能なのです。
これはマイルの交換レートになります。
上記の必要マイルの表から、例としてレギュラーシーズンのニューヨークとフランクフルトの航空券で1マイルあたりの価値を計算しました。
【東京⇄ニューヨークの往復】
エコノミー | ビジネス | ファースト | |
---|---|---|---|
航空券の料金 | 204,930円 | 790,280円 | 2,244,930円 |
必要マイル数 | 50,000マイル | 65,000マイル | 150,000マイル |
1マイルあたりの価値 | 1マイル=約4.1円 | 1マイル=約10.3円 | 1マイル=約8.8円 |
【東京⇄フランクフルトの往復】
エコノミー | ビジネス | ファースト | |
---|---|---|---|
航空券の料金 | 313,740円 | 870,930円 | 2,946,740円 |
必要マイル数 | 55,000マイル | 90,000マイル | 165,000マイル |
1マイルあたりの価値 | 約5.7円 | 約15.0円 | 約17.9円 |
上記の条件で計算した結果、1マイルあたりの価値は、約4.1円~約17.9円となりました。
この結果から、ANAを利用する方なら楽天ポイントの2ポイントよりも、ANAマイル1ポイントの方がはるかに価値が高いことがわかりますね。
ANAマイルから楽天ポイントへの交換はオススメしない
ANAマイルから楽天ポイントへの交換についてもみてみましょう。
交換レートは「ANAマイル:1マイル=楽天ポイント:1ポイント」です。
結論からいうと、飛行機を利用する方であればマイルの方が価値が高いので、楽天ポイントへの交換はあまりオススメしません。
ANAマイルをまったく使わない方以外は、マイルのままで価値のある使い方をしましょう。
楽天ポイントを貯めるなら「楽天カード」と「SPU」を活用しよう
楽天ポイントを高速で貯めたい方は、SPU(スーパーポイントアッププログラム)を最大限に活用しましょう。
SPUとは「スーパーポイントアッププログラム」を略したもので、楽天の各サービスの条件を達成するごとにポイントの還元率が最大15倍まであがります。
サービス | 倍率 | 達成条件 |
---|---|---|
楽天カード | +2 | カードを利用して楽天市場で買い物 |
楽天プレミアムカード 楽天ゴールドカード |
+2 | カードを利用して楽天市場で買い物 |
楽天銀行+楽天カード | +1 | 銀行口座からカードの利用分を引き落とし設定する |
楽天市場アプリ | +0.5 | 楽天市場アプリ経由で買い物 |
楽天証券 | +1 | 月1回500円以上のポイント投資 |
楽天モバイル | +2 | 通話SIMの利用 |
楽天TV | +1 | NBAまたはパリーグspecialに加入・契約更新 |
楽天ブランドアベニュー | +1 | 月1回以上お買い物 |
楽天ブックス | +0.5 | 月1回1注文1,000円以上お買い物 |
楽天Kobo | +0.5 | 電子書籍を月1回1注文1,000円以上お買い物 |
楽天トラベル | +1 | 対象サービス・対象期間の利用 |
楽天ビューティー | +1 | 月1回1,500円以上の利用 |
例えば楽天カードを持っている人なら、楽天市場で買い物をするだけで還元率が3%になり、お得ですね。
まとめ
本ページでは、楽天ポイントからANAマイルに交換する手順や注意点についてお伝えしました。ANAの価値を高める方法は、旅行好きの方なら興味深い内容でなないでしょうか。
楽天ポイントを効率的に貯めるには、楽天カードを使ってSPUのポイントアップを狙うのがベストです。
貯まったポイント使い方は人それぞれですが、交換可能なポイントであればANAマイルに変えて、マイルの価値を高めて使うのも賢い選択のひとつ。
楽天ポイントは、様々な使い方が楽しめる魅力的なポイントサービスです。上手に活用していきましょう。