楽天ペイは楽天が提供する決済サービス。
楽天ペイはクレジットカード払いが基本で、自身の楽天のアカウントに登録しているクレジットカードで決済が行われます。
シルバー会員以上なら複数のクレジットカードを登録できるという特典があります。
ただレギュラー会員は楽天カードしか登録できないのでご注意ください。
本記事では楽天ペイにクレジットカードを登録する方法・オススメのクレジットカードについて紹介します。
楽天ペイはクレジットカード決済のアプリ
楽天ペイは利用代金の決済方法がクレジットカードのみである点に特徴があります。
PayPayやLINE Payなど他のコード決済アプリの場合は銀行口座からの引き落としによる利用もできるのが一般的ですが、楽天ペイの場合はクレカのみなのです。
そのため楽天ペイで支払いをするということはクレカで支払うのと同じといえるでしょう。
楽天ペイが使えるお店だけで買い物をするのであれば、物理カード(プラスチックのカード)を持ち歩く必要がなくなります。
物理カードを持ち歩かなければ財布もその分薄くなり、紛失するリスクもなくなるので一石二鳥ですね。
また物理カードで支払う場合はサインを求められたり暗証番号の入力が必要になったりすることもありますが、楽天ペイならその必要はありません。
そのためレジでの待ち時間も短縮されます。
複数のクレジットカードを登録できる
楽天の会員ランクがレギュラーランクの場合は楽天カードしか登録できません。
シルバーランク以上であれば複数のクレジットカード(5枚まで)を登録することができます。
ちなみに楽天の会員ランクと条件は以下のとおりです。
- レギュラーランク:ポイントの対象となる楽天サービスを利用してポイントを獲得
- シルバーランク:過去6ヶ月で200ポイント以上、かつ2回以上ポイントを獲得
- ゴールドランク:過去6ヶ月で700ポイント以上、かつ7回以上ポイントを獲得
- プラチナランク:過去6ヶ月で2,000ポイント以上、かつ15回以上ポイントを獲得
- ダイヤモンドランク:過去6ヶ月で4,000ポイント以上、かつ30回以上ポイントを獲得、かつ楽天カードを保有
なお楽天カードであればJCBやアメックスであっても登録できますが、他のクレカを登録する場合はVISAかMastercardしか登録できないので注意してください。
楽天市場であまり頻繁に買い物はしないけれど、楽天ペイが便利なので使いたいという場合は楽天カードを作って登録しておいたほうが良いでしょう。入会費・年会費も無料です。
楽天ペイのクレジットカード登録は簡単
楽天ペイにクレジットカードを登録する手順は簡単です。
楽天ペイに登録するクレジットカードは楽天市場に登録しているものと同じなので、初めて利用するときはログインして選ぶだけで利用できますが、アプリからも新規の追加ができます。
新規でカードを追加する場合、楽天ペイアプリ左上のメニューバーをタップすると以下の画面が表示されるので「設定」をタップしてください。

「お支払元の設定」をタップしてください。

「新しいカードを登録」をタップしてください。

楽天のIDとパスワードを入力し、ログインしてください。

「クレジットカード情報」の「確認・変更」ボタンをタップしてください。

国内決済用または海外決済用のいずれかを選び、「新規カード情報の追加」をタップしてください。

クレジットカードの情報を入力し、一番下までスクロールして「以下の規約に同意して入力内容を確認する」をタップしてください。

入力した内容を確認し「クレジットカード情報を追加する」をタップしてください。

これでカードの追加は完了です。カードが正しく追加されたことを確認してください。

おそらく迷うことはほとんどないでしょう。
なおパソコンで楽天市場のサイトにアクセスして会員情報管理の画面を見るとちゃんと追加されていますので、気になるなら確認してみましょう。
楽天カードと併用で1.5%のポイント還元を狙おう
楽天ペイは楽天カードと併用すると最大1.5%のポイントがもらえます。ここでは楽天スーパーポイントの付与ルールや他のクレカを利用した場合との違いについて解説します。
楽天ペイと楽天カードを併用した場合のポイントの付き方
楽天ペイで支払いをすると、楽天スーパーポイントが貯まります。その内訳は次のとおりです。
- 楽天ペイ:200円につき1ポイント(0.5%)
- 楽天カード:100円につき1ポイント(1%)
例えば楽天ペイで月に2万円分の買い物をした場合、以下のような計算で合計で300ポイントの楽天スーパーポイントが付与されます。
- 楽天ペイ:20,000円×0.5%=100ポイント
- 楽天カード:20,000円×1.0%=200ポイント
ポイントが付与されるタイミングは、楽天ペイでの支払い分は買い物をしてから2~3日以内、楽天カードの決済によるポイント付与は翌月の15日前後と異なっています。
楽天ペイでの支払いに付与されるポイントは、支払いのたびに計算される点に注意してください。
たとえば500円の買い物を2回していずれも楽天ペイで支払った場合、楽天ペイでの付与ポイントはそれぞれ2ポイントずつなので合計4ポイントです。
買い物代金の合計は1000円ですが、1000円÷200円=5ポイントという計算をするわけではないということです。クレジットカードの決済分はまとめて計算されます。
楽天カード以外のクレジットカードを登録している場合は?
楽天ペイの利用代金を決済する手段として楽天カード以外のクレカを登録している場合でも、楽天ペイでの支払いに付与される分(0.5%)については変わりません。
そして、クレジットカードの決済分に付与されるポイントは使っているクレジットカードのルールに従ったポイントとなります。
そのためより還元率の良いクレカを登録したいという人もいるでしょう。ただしこの場合はポイントが分散することになります。
どのポイントをためるかというのは利用する人の自由ですが、還元率が少し低いくらいなら楽天スーパーポイントに集中させることで、ポイントがたまって使いやすくなるというメリットもあります。
また、楽天カードはオトクなキャンペーンが行われることが珍しくありません。
たとえば2019年5月15日~7月1日の間は最大で5%のポイント還元キャンペーンが行われています。

代金の支払い手段として楽天ペイアプリを本格的に使うなら、やはり楽天カードをあわせて利用するのがオトクなのかもしれません。
キャンペーンはアプリの一番下にあるバナーから確認できます。マメにチェックしてチャンスを逃さないようにしましょう。

まとめ
楽天ペイアプリはクレジットカードでしか利用代金の決済ができないことをデメリットに感じる人もいるでしょうが、逆にチャージしなくても使えるという大きなメリットがあります。
1日の利用限度額は50万円(またはクレカの限度額のいずれか少ない金額)と高めに設定されているので、支払いができなくて困るということもあまりないでしょう。
ただしコンビニで利用する場合は1日あたりの上限が4,000円までとなっています。コンビニで1日に4,000円も買い物をする機会はあまりないかもしれませんが、念のため覚えておきましょう。