楽天ペイは、楽天グループが提供するコード決済サービスです。
楽天ペイはファミリーマート・ローソン・ミニストップ・ポプラなど、数多くのコンビニで利用することができます(2019/06/13現在)。
そこで、本記事ではコンビニで楽天ペイを使う方法や、お得に楽天ポイントを貯める方法を解説します。
「普段のコンビニ利用で楽天ペイを使いたい」という人は参考にしてみてください。
楽天ペイが使えるコンビニはファミマ・ローソン・ミニストップなど多数
楽天ペイが使えるコンビニは以下のとおりです(2019年6月3日現在)。
- ファミリーマート
- ローソン(ローソンストア100、ナチュラルローソンを含む)
- ミニストップ
- ポプラ
- デイリーヤマザキ
- セイコーマート
- 生活彩家
- くらしハウス
- スリーエイト
なお最大手であるセブンイレブンでは使えません。楽天Edyなら使えるので、楽天のサービスにこだわるならEdyを利用しましょう。
参考サイト:使えるお店|楽天ペイ
コンビニで楽天ペイを使う方法は3種類
楽天ペイでの代金の支払い方は3種類ですが、コンビニの場合はコード払いになります。
他の方法も簡単に説明しておきますので、違う決済方法もこの機会に確認しておいてください。
①コード払い
引用元:楽天ペイアプリの使い方|楽天ペイ
この方法が一番簡単です。
アプリを起動して画面を店員さんに見せ、バーコードリーダーで読み取ってもらうだけで支払いが完了します。
②QR払い
引用元:楽天ペイアプリの使い方|楽天ペイ
お店から提示されるQRコードを読み取り、レジに表示されている金額を自分でアプリに入力して決済する方法です(入力が省略されることもあります)。
③セルフ払い
引用元:楽天ペイアプリの使い方|楽天ペイ
メニューからこの支払い方法が可能なお店を選択し、②と同じように金額をアプリに入力して決済する方法です。これを利用する機会はそれほどないかもしれません。
コンビニで楽天ペイを使う3つのメリット
コンビニで楽天ペイを使うメリットは以下で解説するとおり、たくさんあります。
- 楽天ポイントが貯まる
- 楽天ポイントで支払いができる
- 楽天ポイントを利用できるコンビニが増える
もはや現金で支払うのは損でしかないと言ってもいいくらいです。
①楽天ポイントが貯まる
楽天ペイで支払うと、200円につき1ポイントの楽天スーパーポイントが貯まります。
たとえば仕事の日にランチで毎日、コンビニで800円を支払っているとしましょう。
そうすると1回の買い物で4ポイントがたまるので、週5日・4週間(=約1カ月)で80ポイントがたまります。
これを1年間続けた場合、960ポイントも貯まり、ランチ1回分ぐらいなら無料になります。お得ですね。
後述しますが楽天ペイでの支払いを楽天カードで決済すればトータルで1.5%の還元となるので、3倍の240ポイントが貯まります。
②楽天ポイントで支払いができる
楽天市場を初めとした楽天グループのサービスを利用していると楽天スーパーポイントが貯まりますが、これを店頭での支払いに1ポイントから利用することができます。
しかも「通常ポイント」と「期間限定ポイント」のいずれも使えるのでとても便利です。
楽天IDにたまったポイントはアプリに反映され楽天ペイで支払いをするときに使うかどうかを簡単に設定できるので、ある程度たまってから使うことも、得られたポイントを次の支払いにすぐ回してしまうこともできます。
ポイントを使うかどうかは、アプリで以下のように「使わない」「すべて使う」「一部使う」の3つから設定できます。また「次回もこの設定を使う」かどうかも決められます。

③楽天ポイントを利用できるコンビニが増える
楽天スーパーポイントは「楽天ポイント加盟店」なら店頭で使うことができましたが、コンビニの加盟店はデイリーヤマザキとポプラしかありませんでした。
しかし楽天ペイを経由すればファミマ・ローソン・ミニストップなど数多くのコンビニで利用できるので、一気に使えるコンビニが増えることになります
コンビニを日常的に利用している人は多いでしょうから、これで中途半端にポイントがたまって使う機会がないというモヤモヤから解消されやすくなります。
コンビニで楽天ペイを使うときの注意点
楽天ペイを利用してコンビニで支払うのは簡単で便利なのですが、いくつか注意点があります。
- コンビニでの楽天ペイの金額上限は1日4000円
- 楽天ペイで支払えないものもある
- 画面に傷やヒビがあると利用できないことがある
本格的に使い始めるならあらかじめ知っておきましょう。
コンビニでの楽天ペイの金額上限は1日4000円
楽天ペイでの1回の支払い上限は50万円(またはクレジットカードの限度額のいずれか地裁額)とされていますが、コンビニでの買い物は1日4000円が上限とされています。
コンビニで1日に4000円を超える買い物をすることはあまりないかもしれませんが、家族で遊びに行くときなど、行った先でまとめ買いをすることがあるような人は上限があることを覚えておいてください。
楽天ペイで支払えないものもある
コンビニで販売されているもののなかには楽天ペイでは支払えないものがあります。たとえばローソンの場合は以下のとおりです。
- テレホンカード類
- バスカード・各種乗車券
- 回数券
- 各種商品券
- QUOカード
- 切手・ハガキ、印紙
- 一部のLoppi取次サービス
- 公共料金・収納代行票での支払
楽天ペイでの支払いは現金など他の手段と併用できないので、こうしたものを買うときは全額を他の手段にするか、会計を分けることが必要になります。
画面に傷やヒビがあると利用できないことがある
スマホの画面に傷やヒビがあると、バーコードの読み取りがうまくできないケースがあります。こうしたときは支払いに利用できません。
楽天ペイと楽天カードを併用して楽天スーパーポイントをザクザクゲットしよう!
楽天ペイで買い物をすると、それだけで200円につき1ポイント(0.5%)の楽天スーパーポイントがもらえます。
さらに決済手段を楽天カードにすれば100円につき1ポイント(1%)がもらえるので、合計で1.5%の還元となります。
- 楽天ペイ:0.5%還元
- 楽天カード:1%還元
- 合計:1.5%還元
たとえば月間で2万円の支払いを楽天ペイで行えば20,000円×1.5%=300ポイントが毎月たまるので、1年続けば300×12カ月=3600ポイント(3600円相当)のメリットがあります。
さらに楽天ペイは不定期でキャンペーンが行われています。たとえば2019年5月15日から2019年7月1日までは最大で5%のポイントが還元されます。
キャンペーン期間(約1カ月半)の間で3万円の支払いを楽天ペイで行えば、最大で30,000円×5%=1500円相当のポイントがもらえます。こうしたキャンペーンは頻繁に行われているので見逃さないようにしましょう。
キャンペーンについてはアプリの一番下にあるバナーから確認できるので、楽天ペイを日常的に使うなら時々チェックしてしっかり活用してください。

まとめ
コード決済アプリは各社の競争が加熱しているので、楽天ペイ以外のアプリに興味があるという人も多いかもしれません。
しかし楽天ペイは「チャージが不要」という特徴があります。
これは、チャージを面倒に感じる人にとってはかなり大きなメリットではないでしょうか。
キャンペーンを利用すればかなりオトクになることがあるので、せっかく楽天ペイを使うならキャンペーンもマメにチェックする習慣をつけましょう。